朝起きた時の腰痛、背部痛、首痛を感じる方の寝具の選び方と良い姿勢とは?

朝の不調

朝起きた時に腰痛や背部痛、首痛などの不調を感じて起きると、一日が憂うつになってしまいますよね?

この不調を解決しようと運動をしたり、ストレッチをしたり、病院や整体院に通ったりと様々なことされるでしょう。

それでも朝起きた時の腰痛や背部痛、首痛が改善されない方も中にはいると思います。

このような時に原因として考えられることは様々あると思われますが、今回は寝ているときの寝具の選び方と良い姿勢に着目して考察していきます。

 

寝るということは?

睡眠

一日の中で寝ている時間は1/4ほどあります。

この1/4ほどの中で一日の中で溜まった身体の疲労を回復したり、頭を休めたりしています。

またしっかりと安眠を取る事によって脳の記憶を整理したり、ホルモンバランスを整えたり、身体の正常な機能の回復に努めます。

この安眠が妨げられるようなことがあると身体は徐々に疲労し、正常な機能が果たせなくなり、様々な不調につながってくることは容易に考えられます。

また寝ている時の姿勢や寝具によっても安眠が妨げられて身体が休まらなかったり、逆に負担になり、腰痛や背部痛、首痛につながることもあります。

 

寝るときの姿勢は?

寝ているときは寝返りをすることが前提ですので、基本的にはこの姿勢でいなさいということはありませんので、注意点をお伝えします。

1、うつ伏せ寝を避ける

うつ伏せ

うつ伏せで寝ることは基本的に避けてください。

うつ伏せで寝ることで肋骨の動きが阻害されて、呼吸が苦しくなってしまいます。

また首も横向きを強要されることで首を痛めてしまいやすいです。

 

2、横向きの場合は抱き枕などを使用する

抱き枕

横向きで寝る場合は身体が捻れてしまいますので腰や背中に負担がかかってしまう恐れがあります。

抱き枕などを使用することで身体の捻れを防ぎ、腰や背中の負担を和らげてくれます。

 

3、枕の高さを調整する

高枕

枕の高さは重要となります。

頚椎は前に弯曲した前弯を保っています。

高枕だと頚椎の前弯が阻害されてストレートネック状になり、筋肉や神経に負担をかけてしまいます。

また血管も牽引されることで細くなって血流障害が起き、脳の温度が高くなり、脳梗塞などの恐れや色々な不調の原因につながりかねません。

枕が低い場合は首の関節部分の負担が強くなり、首を痛めてしまう恐れがあります。

枕の高さは人それぞれですが目安として、顎が引きすぎたり、突き出ない中間位が良いでしょう。

また横向きで寝る方は、肩と頭の幅を考慮して、首が曲がらないよう仰向きで寝る場合より少し高くなります。

 

身体に負担のかからないマットレスの選び方

1、マットレスの種類

①綿素材のマットレス

いわゆる昔から日本で使われている敷布団。

綿素材を主体としたものです。

 

②スプリング式マットレス

スプリング(バネ)によって構成されて、身体を支えるものです。

ヘタリは少ないですが、硬さを感じられる傾向にあります。

スプリングによって点で身体を支えます。

 

③普通ウレタン素材のマットレス

一般的なマットレスです。

こちらはウレタン素材が面で身体を支えてくれます。

 

④低反発ウレタン素材のマットレス

いわゆる低反発のマットレスです。

反発力が低いため、手で押さえただけでも手形が残ります。

一時期に身体にフィットした形になるので寝ている時の負担が少ないと人気になりました。

 

⑤高反発ウレタン素材のマットレス

現在人気の高反発マットレスの中でも比較的安価なのがこの高反発ウレタン素材。

身体をしっかりと支えてくれる安心感と局所的な沈み込みによる身体の負担も防いでくれます。

またウレタン素材は密度が高いために熱と湿度が保たれやすい特徴があります。

そのため冬場は良いのですが、夏場は不快を感じさせやすいです。

 

⑥高反発網目繊維構造素材のマットレス

現在、各種メーカーが独自に研究開発し、人気となっている素材です。

代表的なものがエアウィーブやブレスエアです。

特徴としては網目構造がマットレス全体に体圧を分散してくれます。

 

このように素材で大きく6種類に分けることができます。

さらに大別すると機能性マットレスと、その他のマットレス(特別な機能を有していない)に分けることができます。

その他のマットレスは上記①②③で、素材により寝心地は違いますが、基本的に体を支えるだけのマットレスです。

機能性マットレスは上記④⑤⑥で、身体を支える機能の他にそれぞれ独自の機能を有しているのが特徴です。

 

2、マットレスを選ぶ基準

看護師

では実際にどれが良いのか?

私がいつも相談される時にお伝えするポイントは、

・しっかりと身体を支えてくれるか。

・体圧が一点に集中せず、分散してくれるか。

・自然な寝返りを阻害しないか。

・熱や湿気がこもりすぎたりせず、通気性が良いか。

となります。

まず低反発ウレタンマットレスは沈んで体圧を一点に集中しないで身体にフィットする機能を有しますが、沈み込みすぎて自然な寝返りを阻害してしまいます。

自然な寝返りが阻害されると体の中の循環が滞ります。

そのために身体には疲労感が残ってしまいます。

また循環が滞るために局所の熱が貯まりやすい状態になります。

この状態の末期が床ずれなどです。

介護をされている方はわかると思いますが、身体を動かせない方は必ず何時間かに一回は必ず体位変換(寝返り)しますね。

このような理由で低反発ウレタン素材はオススメできません。

次に高反発ウレタン素材は反発力がそのまま自然な寝返りを促してくれるので良いですが、素材の密度が高いために通気性が悪く、夏場は不快感が出たり、カビやすいです。

そのため高反発ウレタン素材も考えたほうが良いでしょう。

網目

次に高反発網目繊維構造素材のマットレス。

私がいつも患者さんにオススメしているのはこれです。

網目繊維構造なのでハンモックのように構造が体を吊るしてくれて体圧を分散してくれるのと、バネ構造が身体の重みを受け止めてくれるので全身をしっかりと支えてくれます。

そして高反発なので自然な寝返りを促してくれます。

さらに通気性も良いので夏でも快適に寝ることができます。

また家庭でも簡単に洗うことができる優れものです。

ただ注意点として厚みが薄いものはヘタリが早かったり、沈み込んで床と接してしまう場合があるので厚みのあるものを選ぶと良いでしょう。

 

まとめ

目覚め

今回は朝起きた時の腰痛や背部痛、首痛の原因を寝るときの姿勢や寝具に着目して考察してみました。

寝るということは日々のストレスから解放された時間です。

そのため快適な睡眠をとることはとても重要でしょう。

この寝るという環境が悪いことで中々腰痛や背部痛、首痛や体の疲れが取れない、なんか身体が不調を感じるなど多くの問題点を引き起こしてしまう恐れがあります。

一見するとマットレスなどは費用も高く感じますが、毎日のことですし、質の良い睡眠が日々快適な生活を送るための大きな活力になります。

ぜひ一度中々良くならない朝の不調を感じられている方は見直してみてください。

それでも良くならない方は、治療が必要かもしれませんのでシンセロ治療院にご相談ください。

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